PTA改革に失敗する人の3つの特徴

こんばんは。

PTA本部役員歴3年、PTAブロガーのいさおです。

ぼくはPTAの「改革」に取り組むことはあまりオススメしていません。なぜなら「改革」がうまくいく保証もなく、失敗した時に受けるダメージが大きいからです。

世の中の「改革」と言われるものは、成功例のみが語られています(プロジェクトXのような)。でも、実際は失敗に終わっているものの方が多いのです。とある調査では、世の中にあるさまざまなプロジェクトの成功率は3割弱らしく、プロが取り組んだとしても「改革」を成功させるのは難しいんですよ。

なので、うまくいく見込みがないのに、PTA本部に突進して「改革だー!」というのは大きなリスクだということを自覚しておいて欲しいです。

この記事を読んでいただいている方は、改革に興味がある方が多いのではないかと思います。

なので、ぼくが考える失敗タイプの人に当てはまっていないかどうかをまずはチェックしてみて、もしそう思うなら、まずはこの前提条件をクリアすることを心がけてみてはどうでしょうか?「失敗タイプ」の逆になれば、PTA改革ができる確率も上がりますし、そのほかの生活でも役に立つこと間違いなしです!

PTA役員として改革に取り組まれた方々からの情報をお聞きした情報をまとめるとともに、仕事でも億単位のプロジェクトをいくつも経験しているぼくが考えた3つの点をお伝えします。

あっ、ちなみに「改革」と表現していますが、この記事の中では、良かれと思って今のやり方に変更を加えていく行為の全体的なことを指して使います。改善や見直しなども含まれると思って読んでください。

PTA改革失敗タイプ①人間性が低い

まずは、改革を提案し、実行していくその人自身に人間的な魅力がなければ、その内容に関わらず、なかなか話を聞いてもらえないでしょう。「〇〇さんの言ってることなんだからきっとロクでもないことだよねー」ってパターンです。

ではこの人間性って何なんでしょう?

もうここは単純に、

  • 相手にされて嫌なことは自分もしない
  • 相手の話を真剣に最後まで聞く
  • 元気にあいさつする

こういったシンプルなことの積み重ねだと思います。人のため、全体のために尽くせる人でないといけません。フォーユーの精神ですね。

失敗している人はこの逆でフォーミーなタイプなんだと思います。相手のことを考えず、自分が周りから注目されたいような人ですね。PTAって、お粗末で穴だらけの運営をしているところも多いでしょうから、それを正義の味方のように適正に持っていくことで、脚光を浴びようなんて考えてしまうんですよね。

自分の胸に手を当ててみて、自分のためにやっていないか?保護者・先生・子どもたちのためを思って行動できるか?を問いかけてみて、フォーユーの精神であれば、まずはスタートラインに立てるでしょう!

PTA改革失敗タイプ②「改革」を目的にしている

次に失敗するパターンとして、目的が「改革」になってしまうことがありますね。そもそもあなたは何のためにPTA改革などという厄介なことに挑むのか?ということをぜひ明確にし、文字にして残しておくことをオススメします。

  • PTAで悲しむ人を減らす
  • 保護者間のつながりを良くしたい
  • 楽しく活動できるようにする

このように、改革を通じて実現したいことこそがホントの目的です。なのでPTA改革とはその手段に過ぎません。目的が達成できるなら、PTAを改革する必要もないわけです。

ところがやり始めると、改革が目的化しちゃうことがあるようなんですね。「入会届を絶対導入する!」「ポイント制は断固廃止!」など仕組みの変更に力を入れてしまうんです。

もちろん仕組みを変えていくことは大事ですが、人は変化に対して少なからず不安があるものなので、周りの人が割と抵抗を示してくるはずです。周りの人もあなたが憎くて抵抗するのではなく、きっといろんな事情を抱えてのことなんです。あなたが周りの人との関係を無視し、仕組みの変更にこだわり続けると、ものごとを前に進めることができず、改革も頓挫することでしょう。

そういうときには、違う選択肢や建設的な妥協といったオプションを用意して柔軟にやりたいもんです。「今年は無理でも来年はやろう」とか「全部は無理でも〇〇委員では取り組んでみよう」とか。

この辺の柔軟さは知性につながっていますね。一つのパターンしか示せないアホなヤツと思われるとなおさら改革は遠のくばかり。

ぜひ、目的を明確にして、手段としての「改革」の進め方は柔軟性を持って取り組んで欲しいです。

PTA改革失敗タイプ③ネット情報を信用しすぎる

最後は、リアルとネットの違いを理解しない人の話です。

ネットに載っている情報は「正義」「正しさ」をベースとしたものが多いです。ごもっともな意見なんですね。その改革が実装されるPTAはさぞかしステキに見えることでしょう。しかし、そこには「あなたのところのPTAの実情」は全く考慮されていません。

成功事例として書かれたものであっても、その前提となる学校・保護者のマインドや過去からの経緯はあなたのPTAとは全く別物です。なので、切り取られた一部だけをコピーして当てはめようとしても、初めから無理があるのです。

あるいは、「こういうPTAはおかしい!」「こうあるべきだ!」という論調の記事も良く見かけます。この手のやつはご意見としてはごもっともで、PTAに問題意識を持っておられるのも良いことなのですが、改革として実行するとなると、うまくいかないでしょう。最初からうまくいっていない人の意見を聞いて、自分はうまくいくなんてのはマグレの中のマグレです。流行ってない寿司屋の親方に弟子入りして、うまい寿司職人になれるわけがないのです。

以前、ネットの記事で「イベント運営などは挙手制にして、手をあげる人がいなかったらやめてもいいことにしよう」といったものがありました。なるほどそうしていけば負担も減るよねって話ですが、さて挙手制への変更は誰が主導するのでしょう?どうやって募るのでしょう?

何かを変えるのであれば、それなりに新しい作業が発生しますし、いままでやってないことをやるのだから抵抗もあるでしょう。変化をどれぐらい嫌うのかはPTAそれぞれで違うでしょうから、そこをよく見ないと改革は失敗に終わるわけです。少なくとも「その変更に伴う作業は私が一手に引き受けます!」ぐらいの意気込みがないと、改革することは難しいでしょう。

安全なところから「挙手制に変えろー!強制するなー!」だけを叫んでも、改革というのはできないのです。

ツイッターになると、ネットでPTAのマイナスなこと呟いてるのは、匿名で「オレ、間違っていよな」と聞いてもらいたいだけの人も割といます。憎きPTAに復讐することが目的であって、あなたのことを思って言ってるわけではないので、情報を受け取るのは十分注意しましょう。

まとめ:PTA改革に失敗しないよう準備をしっかりしよう

失敗する人の特徴を3つあげましたが、逆に言うとPTA改革を成功させたければ、この3点を押さえ進めればいいのです。

  • 人間性を磨き、そしてそれが伝わるようしっかりコミュニケーションをとる
  • 手段と目的を間違えない(目的はしっかり言語化しておく)
  • 情報の取捨選択をしっかりする

こういった準備をしっかりしておけば、PTA改革を成功させられる確率は上がっていくでしょう。

無理は禁物です。

PTAはあなたの生活のごく一部でしかないことを忘れず、いつでも撤退できるぐらいの気持ちで進めてください。

あなたの人生がPTAに振り回されないことを何よりも祈っています!

では、今回はこの辺で!

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