ダブル町会長はじまる! 町会共同代表制というしくみ

おはようございます。株式会社きもちとしくみ主筆 前野芽理です。
昨夜は町会長引継ぎ会合でした。
令和3年度、町会長の共同代表制が試行的にスタートします。
わたしと隣家のご主人との二人三脚で、ダブル町会長体制が満を持してのスタートです。

ダブル町会長とは

わたしが主に町会のパソコン仕事を担当、隣家のご主人は対外的な窓口と町内からの陳情対応です。
副会長は70歳前後の独身女性2名、若々しくてとてもソフトな雰囲気の方々なので、班長さんのサポートに回っていただく予定です。

町会運営の負担を半分こ

この「共同代表」というスタイルがどこまで実効力のあるしくみになるか。
ざっくり言うと、町会長がこれまで独りで担ってきた『地域の顔』と『縁の下の力持ち』という二つの役目を分担しましょうねというものです。

なぜご近所はいがみあうのか

わたしにとって、日本の地域コミュニティ維持存続は大きなテーマ。
身近な人と、それなりに無理なく・そつなく・何となく生きていけたらいいじゃない?
その程度のことが、どうしてこんなに難しいのか。
地方都市の人口減少だとか価値観の多様化だとかいう大きな理由はありますが、足元の話で言えば、皆さんの『無理なく』を誰かが無理して支えているという、そもそも無理のある構図にこそ主因があるといえましょう。
その無理とは、多くの場合、ちょっとしたマザーテレサ的な、つらいときでも笑顔絶やさずニコニコお世話みたいなメンタル方面ではないです。

ここは我慢の限界集落

大体ね、ここは我慢の限界集落なのです。置かれた場所で咲けコラみたいなことを一国の宰相の娘に生まれたラッキーガールのおまえが言うなと思いませんか。町会長といいましても、しょせんは生身の人間です。逃げ足が遅くてたまたま長と名の付くお役目を引き受けただけの近所の凡夫に菩薩の慈悲を求めて恥じない厚かましさは、一体どこからくるのでしょうか。
あら、すみません。ちょっと筆が滑りました。
要するに、あなたもわたしも理不尽な風に運ばれて訳のわからないムラ社会に種が舞い落ちたタンポポなのです。雑草には雑草なりの知恵もあろうというものです。
メンタル方面つまり『きもち』のつらさがあるにしたって、よくよく見れば、それは『しくみ』の問題です。

地域のお世話と事務作業

さて、地域コミュニティ運営にまつわる苦労は、大きく二つに分けられます。
先に書いた『地域の顔』『縁の下の力持ち』がそれです。
ときに荒ぶる住民の魂を鎮め、粛々とごみステーションを管理し、グランドゴルフの合間は土手の草刈り、ガードレールがこわていたら行政の担当課に電話するなど、地域の要望とりまとめしかるべき対応をするのが『地域の顔』の役割です。
それにまつわる申請書類の作成やお知らせの配布、町会費の帳簿つけ、台帳整理など町会運営のための事務作業が『縁の下の力持ち』のお仕事です。

この二つ、どんな小さな自治会・町内会でも物理的にはかなりのボリュームです。それを独りでこなしていては体がつらい。だから成り手がいなくなる。だから押し付け合う。だからいがみ合う。そして最後の行きつく先は、マザーテレサ的な根性というソリューション。
だけど、ほんとにこれしかないのでしょうか。人類って、そんなに進歩しない生き物なのでしょうか。

例えばゴミステーションの見回りや草刈りの陣頭指揮みたいなお仕事は、なかなか遠隔で支援することはできないですが、事務であったら現場に体を運ばなくてもクラウド管理で現場の支援は可能。
とはいえ、現時点では多くの地域コミュニティでは、このITによる遠隔現場支援のしくみを整えられていないのではないでしょうか。
そんなもん、いっぺん誰かが作ってしまえば、あとはサクサクなんですけどね。

地域コミュニティ運営をリモート支援するしくみ

だがしかし!
現場のニーズを知する人は、えてしてIT苦手。ITが苦にならないよという人は、えてして泥臭い現場にいたたまれなかったりするものです。
現場を知らないIT猛者がつくったせっかくの神Excelが、町内会やPTAはオーバースペック、屍ファイルが累々のムラ社会なのでございます。
この関の山を超えることができたならば、地域コミュニティ運営に参画できる人も機会もぐっと高まることでしょう。だったらわたしたちがその山、超えてみようじゃないですか。
ええ、この町会共同代表制、意気込みだけはエベレスト。乞うご期待でございます。

さて、これ以上は長くなるので、今日はここまでといたします。以上、取り急ぎのご報告でした。
それでは皆さま、今日も今日とて、それぞれの持ち場を守り育てていきましょう。良い一日を。

この記事は、(株)きもちとしくみ主筆 前野芽理が書いています。 コラム、販促記事などの執筆のほか、司会業、セミナー支援も承ります。

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